2005-01-01から1年間の記事一覧
先日歯が欠けて、歯科のいすに横たわって”BAD CAT"という写真集を見ていた。よくある、かわいい写真ではなく、どっちかというと、猫の陰なる反面をうまく捉えたもので、風呂に浸かってぬれねずみならぬぬれた毛足の長い猫がかっと口を開いて「ちょっとこの生…
日記というより、これでは月記になってしまいますね。自分の日記を欠かすことはないのですが、人に向けて書くという事が、なんだか,おこがましく思われる、思考サイクルにはまってしまって・・・と言い訳は、ともかく。今年は、秋の訪れが早いような気がし…
この夏は、アトリエにいることが多かった。というか、絵を描いてることが多かった。5月からはじめた、老子の道徳経を写して、イラストをつけるという作業は9月15日で終了。之で、81章の中でも好きな章がはっきりしてきたので、今度は、読み下しなしで…
大すきな映画監督の一人、パトリス・ルコントの『橋の上の少女』(邦題がこうか知らない)を見た。ナイフを投げる芸人の男が、人生に悲観して身を投げようとしている少女を助ける。男は、的になるきれいな女を捜していたので、どうせ捨てた命だろう、的にな…
一年ほど前から、TSIに参加して八卦掌を習っている、エアドリーさんの家に遊びに行った。隣町のエドモンド、入り江に面した昔の別荘地で、彼女の家もシアトルの旧家チッテンデンの元別荘100年間、野鴨の渡ってくる池のほとりにたっている。エアドリーは、…
今は昔、12年ぐらい前に、H氏が、裏庭の樅の木の側に建ててくれた、小さなアトリエ。英語ではSTUDIOと呼ぶが、このフランス語の名前がなんとも言えなく好きだ。小さくても、窓が三方にあり、時々リスや、猫やの、通行とか裏庭の様子が見渡せる。12年の間…
朝、8時45分からのキャシーのクラスへ行く。今やっている、老子の道徳経・写経の作業をみてもらうことにした。何処で行をわけるか、鉛筆で印をつける。やーーん、まどろっこしいよう。それにみんなが見てると、読んでも意味が、はいってこない。するとキ…
先週の日曜日、お隣カナダのバンクーバーへ、七弦の琴をとおしてのお友達である、黄樹志、黄麗雲ご夫妻をおたずねした。黄さんは、私財を投じて、古代から伝わる琴の研究、特に絹糸をよりあげて作る弦の製作と普及に携わっている方である。本に囲まれた静か…
コスメ・ばやりの日本と書いたが、わが妹はコスメモニターの多分、上級者である。彼女に頼まれて持って帰った化粧品の数々を厚手の封筒に入れ、郵便局から送った。30ドルなら、1日で、15ドルなら、3日で、8ドル50なら5日ぐらいで着くというので、…
カラダに負担だったんだ、と帰って来てわかった。シアトルは涼しくて湿気のないこと。横浜のデパートで、必要に迫られて購入した冷房対策の麻のジャケット、タンクトップ、スカートなどなどは、全く不要になってしまった。母がこっちに来ると、「寒い、寒い…
緑の濃い玉川学園のなかよし公園は、むかしなつかしい「はらっぱ」で、太極拳入門とアレクサンダー・テクニークをミックスしておこなった。心配だった雨も降らず、蚊にも刺されず、参加者の皆さんはふだんから、おこないがよっぽどいいのであろう。前半は、…
って、あるんですかー?と言う問いに不意をつかれたおもいがした。てのひらを丹田においてひたすら気を送り、其の気持ちよさを味わう、というのを教えているときのこと。自分が、自分に送る気は、ぜーんぶいい気と信じて疑った事の無かった私なので、意外だ…
まずは、「ホテル・ビーナス」。ウラジオストックの町が、なんとも寂れていて、素敵。戦前から有るような、ホテル、カフェの建物。全部壊して、新しいのを立てる、気力も資金もないので、あっちをつぎ、こっちをつぎしてもたせてきたような、そのつぎはぎが…
月曜日は、GOODWILLで、1ドル49セントセールの日だ!!9時から11時まで気持よーく、教えた後、前衛舞踏家のホリーちゃんを誘って、一緒に行く。自慢じゃないが、私は、バーゲンハンティングの達人だ。幼少時、母に連れられて、イセザキチョウの松屋で…
午前中は、TSIにてお稽古。おかゆと豚の耳の煮たのと雪菜の漬物の昼食。昼寝2時間。丸一月のお客様続きで失われた、土曜日の楽しみを一気に取り戻すのだ。4時45分、小雨の降る中を、クレスト・シネマへ。ウディ・アレンの新作『メリンダ・メリンダ」をみ…