映画館の土曜日

午前中は、TSIにてお稽古。おかゆと豚の耳の煮たのと雪菜の漬物の昼食。昼寝2時間。丸一月のお客様続きで失われた、土曜日の楽しみを一気に取り戻すのだ。4時45分、小雨の降る中を、クレスト・シネマへ。ウディ・アレンの新作『メリンダ・メリンダ」をみる。

ハリソンはウディがきらいなのでいかない。ウディの映画はどんな有名な俳優さんが出ていても、ウディのアルター・エゴというのか、傀儡になってNYの神経質なあーてぃすとなどインテリ人種がべらべらと内心をしゃべくりながら、忙しく動き続けるという風で、私には、外国映画を見るのと同じに楽しめるのだが、かれにはみてられないようだ。ニュー・ヨークという外国。ウディー・アレンのNYという、外国。

帰宅して、夜DVDにて”Talking picture"というポルトガル映画リスボンから船に乗って、旅をする美しく若い大学教授の母と8歳の娘。マルセイユナポリアテネイスタンブールと歴史のたび。なぜなら彼女は歴史の先生だからだ。現地のツアー・ガイドが説明するのを拝聴。スカーフ(大型)を肩にかけたり、スカートに巻いたりしてとてもおしゃれだ。でもそれだけなの。何ーも起こらない映画。最後に突然、船が爆発して、いっかんのおわり。夕食は、ピザの出前。