犯人は、美人郵便局員?

コスメ・ばやりの日本と書いたが、わが妹はコスメモニターの多分、上級者である。彼女に頼まれて持って帰った化粧品の数々を厚手の封筒に入れ、郵便局から送った。30ドルなら、1日で、15ドルなら、3日で、8ドル50なら5日ぐらいで着くというので、迷わず一番安いので、送った。局員が、「保険をかけますか」ときいたが、いりませんといってしまった。だって、親方日の丸じゃない、星条旗ってんで、頭から信用していたもん。
 荷物が着いて、妹が電話してきたが、中身が足りないという。おかしい。確かに預かったものは、みんな入れたはず。送った封筒の様子に、開けられた跡がある?と聞くと、「ホッチキスで、ばしばし十個ぐらいとめてあったよ。」との返事。私はホッチキスなど使わずテープで止めただけだったので、これは、やられた!ときがついた。
 ホームランド・セキュリティーの名目で、どんな荷物もあけ放題、ということなら、盗難だっておおいにありえる。とられたものは、SKIIの白粉8000円、DHCの化粧水と乳液、各ひと瓶。SKIIの製品は、此方では、サックスというお高級でぱーとにしかないのだそうだ。とすると、犯人は、女性でしかもコスメ・おたく???  
 つくづく、保険をかけておけばよかったと後悔したが、それにしても怪しい。もう絶対に、親方星条旗だと信用してはいけない。茶色のじみーなトラックで配達に来るUPSなどに、頼むことにしよう、とこころにきめた。憤懣やるかたなく、ぶろぐにかいて、憂さ晴らし。