食欲の秋

日記というより、これでは月記になってしまいますね。自分の日記を欠かすことはないのですが、人に向けて書くという事が、なんだか,おこがましく思われる、思考サイクルにはまってしまって・・・と言い訳は、ともかく。今年は、秋の訪れが早いような気がします。すでに街路樹は、半分方葉を落としてしまいました。石油の大幅な値上がりの為、今年は、暖炉にこんべっく式のストーブを取り付け、数年前にきった木を薪にしたりして、冬に備えています。毎日の食事も、朝は、オートミール(夏の間は、納豆のせトースト、略してナットーストでした。)夜は、あったかいスープあるいはシチューと変わってきました。急に甘いものが食べたくなり、クッキーを焼いたりして・・・。つるしてある、小鳥のえさいれは、ひっきりなしにいろんな鳥が着てついばんでいくので、毎週補充。きつつきだのカケスだの、大きな鳥が来ると、小さなえさいれが大揺れにゆれ、こぼれたやつを、今度は、リスが食べにくるのでした。みんなも、冬眠の用意か。人間も冬眠したらいいのになー、戦争してても、冬眠になると、自然休戦。おきてみたら、ここはどこ?わたしは、だれ?なんてね。人間、尻尾が無いのと、冬眠しないのが諸悪の根源て氣がします。そういえば、私の数少ない気功のレパートリーのひとつ、亀蛇気功には、尻尾が有るかのように動いたり、冬眠するかのように立ったりする型が入っています。

 昨日は、この秋初物の、きのこを夕食にしました。一名プリンス・きのこといって,直径15〜20センチぐらいの大きなきのこです。雨のあと裏庭の、朽ち葉のつんである上にはえ出てきます。大きくても、オリーブ油でいためると縮んでしまうので5枚で二人ぶんかな。サワー・クリームでちょっと煮てジャスミン・ライスにかけてたべます。自然の恵みとは、まさにこのことだー、と実感するおいしさです。きのこさんたちが、生えてきてくれるのも、落葉が澄んで、霜が降りるまでの間なので、ありがたくいただくのでした。